クロどんなテーマから読みたいニャ?
クロどんなテーマから読みたいニャ?

飲み会がつらい…。
会社の接待や毎週の誘い、周りは楽しそうなのに、いざ参加するとどっと疲れてしまう。
もしかすると、それはあなたにHSP(繊細気質)の特徴があるからかもしれない。1
この記事では、HSPが「飲み会で疲れる理由10選」と「少しでも楽に過ごすコツ」をわかりやすく紹介していく。



飲み会×内向型HSPは特につらい環境ニャ…


HSPは飲み会のように「音・声・明るさ・匂いなどの刺激」が多い環境に長時間いると、すぐに疲れを感じやすい。
これは性格ではなく、感覚処理の仕組みが敏感(繊細)に働きやすいことが原因だ。
居酒屋のガヤガヤした声・注文の呼び声・店内BGMだけでヘトヘトになる。
隣の会話、遠くの笑い声、皿の音…全部が同時に耳に入ってくる。
HSPは、周囲の刺激を「選別せずに1度に受け取ってしまう」ため、脳の処理負荷が大きくなり疲れが早い。
特に飲み会のような騒がしい環境では、刺激の総量が多すぎてキャパオーバーしやすい。
HSPが静かな場所や落ち着いた空間を好むのは、「弱さ」ではなく、脳の負荷を調整しパフォーマンスを保つ自然な適応だ。
なぜ刺激に敏感なの?
HSPは「感覚処理感受性(SPS)」という特性が強めで、外からの刺激を深く・丁寧に処理しようとする。
そのため、飲み会のように刺激が多い場では脳が疲れやすく、反対に静かな環境では落ち着きやすい。
また、SPSという特性は、遺伝的要因や環境により高い/低いに個人差があると言われている。
HSPは、人の表情・声色・会話のニュアンスを自動的に細かくキャッチしてしまうため、飲み会のような場では常に気を張りやすい。
話の流れや相手の感情の変化に敏感なため、気づけば周りへ気を配きすぎて疲れが溜まりやすい。
誰かがちょっと黙ると「気まずいのかな?」と気になる。
相手の表情が曇ると、自分の発言をすぐ反省してしまう。
HSPは、コミュニケーション中に相手の反応を1つずつ丁寧に処理しようとするため、飲み会のようなテンポが速い場ではオーバーワークになりやすい。
その場の空気を読みすぎて、気づけば「場をコントロールしようとしてしまう」ほど気を遣うこともある。
これは気弱さではなく、環境の和を保とうとするHSPの高い共感力の表れだ。
なぜ空気を読みすぎるの?
HSPは「ミラーニューロン(共感に関わる神経)」との関連性が研究で指摘されており、相手の気持ちを自分のことのように感じやすいといわれる。
そのため、飲み会のように人の感情が動きやすい場では情報量が増えて疲れやすくなる。
飲み会では話題が次々と切り替わり、複数の会話が同時に飛び交う。
HSPは、1つの話を丁寧に理解しようとするため、このテンポについていくのが大変になりやすい。
相手の言葉の意図まで読み取りながら聞こうとするため、頭の中の処理が追いつかず、疲れが一気に溜まってしまう。
話の途中で新しい話題に切り替わると「ちょっと待って…」と感じる。
複数人が同時に喋り出すと、どこを聞けばいいか分からなくなる。
HSPは会話のテンポよりも理解のスピードが深くゆっくり進むため、早い会話に巻き込まれると頭の中がオーバーヒートしやすい。
実際には「話すのが苦手」なのではなく、情報量が一度に多すぎるだけだ。
落ち着いたテンポの会話では、むしろHSPのほうが深く丁寧に話しやすい。
なぜ会話が速く感じるの?
HSPは情報処理が深い(深層処理)という特徴があり、言葉の裏にある意図まで理解しようとする。
そのため、テンポの速い会話では処理が追いつかず「スピードが速すぎる」と感じやすいのだ。
HSPは、人の表情の変化や声色のわずかな違いにすぐ気づいてしまう。
飲み会のように感情が動く場では、その情報量が一気に膨れ上がる。
相手がどんな気持ちなのか、機嫌が悪いのか、楽しんでいるのか。無意識に読み取ろうとしてしまうため疲れやすい。
相手の表情が少し曇ると「何か気に障ったかな?」と気になる。
声のトーンや間の取り方の変化にすぐ気づいてしまう。
HSPは、言葉よりも非言語の情報(表情・声・空気)を繊細に感じるため、飲み会のように刺激が多い場ではオーバーロードしやすい。
その場にいる全員の感情を「同時に」拾おうとしてしまうため、疲れやすいのは当然の反応だ。
これは気にしすぎではなく、共感力が高いHSPならではの情報処理の特性だ。
なぜ細かく読み取りすぎるの?
HSPは「感受性(SPS)」が強く、表情や声の小さな変化を深く処理する脳の働きがあると考えられている。
その結果、飲み会のように感情の変化が多い場では、非言語情報が雪崩のように押し寄せ、疲れやすくなる。
HSPは、香水・料理の匂い・タバコ・アルコールなど、匂いの刺激にも敏感な傾向がある。
飲み会の場はさまざまな匂いが混ざり合うため、HSPにとっては感覚の洪水になりやすい。
強めの香水・柔軟剤の匂いがする人のそばにいると頭が痛くなる。
料理の油煙やアルコール臭が混ざると一気に気分が重くなる。
嗅覚は五感の中でも脳にダイレクトに届きやすい刺激で、HSPはその反応が強く出やすい。
「なんかしんどい…」と感じるとき、その原因が実は匂いの刺激だった、ということも少なくない。
これは過敏というより、感覚処理が丁寧で繊細なHSP特有の反応だ。
なぜ匂いに敏感なの?
嗅覚は、感情をつかさどる扁桃体(へんとうたい)と直接つながりが強いため、匂いの刺激がそのまま心に影響しやすい。
さらに、匂いの情報は他の五感に比べて脳に届くまでの経路が短く、一気に処理されるため負荷が大きくなる。2
HSPはこの反応が強く出やすいので、料理・香水・タバコなどが混ざる飲み会では疲れやすくなる。
HSPは、相手の言葉そのものだけでなく、裏にある意図や感情まで読み取ろうとする傾向がある。
飲み会では冗談・社交辞令・その場のノリが混ざるため、どこまでが本音なのかを判断しようとして疲れやすい。
「本気? 冗談? どっち?」と一人で解析してしまう。
曖昧な言い方をされると、深読みしすぎて疲れてしまう。
HSPは、相手の言葉の裏にある感情や意図を自動的に深読みしようとするため、情報量が増える飲み会では負担が大きくなる。
その場の「ノリ」や「雰囲気」の中での建前が多くなるほど、HSPは理解しようとして消耗しやすい。
これは考えすぎではなく、共感性の高い人が本能的に行う「読み取りの深さ」だ。
なぜ深読みしすぎるの?
HSPは、感情や意図を読み取る脳のネットワークが活発なため、言葉の背景まで丁寧に処理してしまう。
そのため、曖昧な表現が多い飲み会では情報量が一気に増えて疲れやすくなる。
HSPや内向型は、心の準備や段取りを大切にするため、飲み会中の急な予定変更や勢いまかせの提案が負担になりやすい。
「二次会行こう!」「急に席替えしよう!」など予想外の流れが生まれると、心が追いつかず疲れやすくなる。
「え、そんな急に!?」と内心ザワザワする。
予定外の流れになると、一気に疲労が押し寄せる。
HSPのあなたは、行動する前に「よく考えたい」と思うことはないだろうか?
急な変化は大きなストレスになるからこそ、万全な対策をしたいと思うのは自然な反応だ。
なぜ予定外が苦手なの?
HSPは行動前に頭の中で内的シミュレーションを行い、心の安心を作ってから動く傾向がある。
突然の変化はこの準備を一気に崩すため、ストレス反応が強く出やすく、疲れを感じやすい。
飲み会では酔った人のテンションや感情が普段より大きくなる。
HSPや内向型は、その変化をダイレクトに受け取りやすいため、気疲れしやすい。
怒り・テンションの高さ・泣き上戸。どれも刺激が強すぎて、心が一気に消耗してしまう。
ハイテンションな空気に巻き込まれて疲れる。
酔った人の感情の波が押し寄せてくる感覚がある。
場の空気が変わると、内心でザワつく。
HSPは「相手の感情の変化を素早く察知する特性」を持っているため、普段以上に感情が大きくなる飲み会の場は刺激が強すぎることが多い。
その結果、他の人よりも早く心のエネルギーが消耗しやすい。
なぜ巻き込まれやすいの?
HSPは、他人の表情・声・テンションなどを自動的に読み取る「共感的な感受性」も高いため、酔った人の大きな感情に反応しやすい。
感情の波を「自分のことのように」感じてしまうため、場の空気が荒れたり騒がしくなると、一気に疲れが押し寄せる。
飲み会のような雑多でにぎやかな場では、会話のテンポも文脈も乱れやすい。
HSPはその中で「自分の言葉が変に伝わらないか」を常に気にしてしまう。
言葉選び、声のトーン、相手の反応……ひとつひとつ確認しながら話すため、人一倍エネルギーを使ってしまう。
後から「あの言い方まずかったかな…」と反省会が始まる。
相手の機嫌が悪いと、自分のせいだと思いこみがち。
酔っている人の反応が読めず、ひとりで気疲れする。
HSPは相手の気持ちや場の空気に敏感なぶん、誤解されたくない気持ちが強く働く。
その結果、他の人が気にしないような場面でも、心の中ではずっと神経を張っている。
飲み会は変化が多くコントロールが効かないため、HSPほど気疲れしやすい環境になりやすい。
なぜ気を使いすぎるの?
HSPは、相手の表情や声色の変化をすぐに察知するため、普通の会話でも「読み取りすぎてしまう」ことがある。
その結果、飲み会のような不確実性の高い場では、誤解やトラブルを避けようとして必要以上に気を張り続けてしまう。
飲み会の場では、音、匂い、会話、表情、空気の変化…感覚刺激が絶えず押し寄せる。
HSPはこれらを一つずつ丁寧に処理しようとするため、その場では平気でも「あとから一気に疲れが押し寄せる」ことが多い。
「楽しかったはずなのに帰宅したらぐったり…」という状態は、まさに刺激処理のオーバーロード。
家に帰るとベッドから動けない。
頭の中で会話をリプレイし続けてしまう。
次の日どっと疲れが出るので予定を入れられない。
HSPは刺激を深く処理するため、その場では「頑張れる」けれど、後で反動が出るという特徴がある。
周囲から「楽しそうだったじゃん」と言われても、内側では膨大な情報を抱えていて、回復まで時間が必要になる。
なぜ後から疲れるの?
HSPは刺激を「浅くスルーせず、深く処理する」傾向がある。
飲み会は五感刺激と情報量が多いため、頭の中での処理が蓄積し続け、帰宅後に強い疲労として現れやすい。
これは弱さではなく、脳が丁寧に働いている証拠。
ただし、過剰な刺激が続くとキャパを超えやすいため、事前・事後のケアが重要になる。
ここからは、HSPが飲み会で感じる疲れを少しでも軽くするための具体的な対策を3つ紹介していく。
HSPは会話の中で相手の表情・声のトーン・意図などを細かく読み取りながら返事を考えるため、話し続けるとすぐに消耗してしまう。
無理に会話を盛り上げようとせず、聞き役にまわって負荷を減らすことは大きなエネルギー節約になる。
「うんうん」「たしかにね」など短い相づちでOK。
気を張らず、相手の話のペースに寄りかからせてもらう。
話題の中心に振られたら「○○さんは~~だよね」と受け流す。
聞き役に徹することで、会話の主導権を握らずに済み、刺激を最小限に抑えられる。



HSPにとっては、これだけで心の余裕が大きく変わるニャ。
HSPは刺激が蓄積しやすいため、長時間の飲み会は後半ほど疲労が一気に押し寄せる。
あらかじめ「一次会だけ参加する」「途中で抜ける」と自分のペースを決めておくと負担が大幅に減る。
あらかじめ「明日予定があって」と伝えておくとスムーズ。
ただ「疲れたから帰るね」と言うだけでも良い。(楽しかった。ありがとう。を添えるとグッド)
周りに合わせず、自分の体力の残量を優先してOK
飲み会は「フル参加」することが正解ではない。
自分のエネルギー量に合わせて参加時間を調整することは、HSPにとって重要な自己防衛になる。



体力ゲージが赤になる前に帰るのが賢いニャ。
HSPは相手の気持ちを優先しすぎるあまり、「断れない」「無理して参加してしまう」ことがよくある。
しかし、飲み会は義務ではない。
自分が心地よくいられるライン(境界線)をあらかじめ決めておくことで、負担を大幅に減らせる。
月1回だけ参加する、と決めておく
仕事での飲み会は一次会まで、とルール化する
無理な日は「今日は休ませてね」と正直に伝える
こうした境界線を持つことはワガママではなく、刺激に敏感なHSPが自分のエネルギーを守るための自然な配慮だ。



「できる日は行く。無理な日は行かない」これだけで心がだいぶ軽くなるニャ。
感受性が高いHSPにとって、飲み会は「強い匂い・大きな音・酔った人の感情」が一気に押し寄せる環境だ。
周りは楽しそうに見えても、HSPにとっては刺激の洪水。体力がゴッソリ削られるのも無理はない。
だからこそ、断る・時間を決めて参加する・聞き役に徹するなど、自分のペースを守る選択がとても大事になる。
✨飲み会を少しラクにするヒント
ちなみに私は、すべての飲み会を「苦手なので」と断っている。
もちろん誰にでも通用する方法ではない。けれど、自分の特性を理解して選択することは何より大切だ。
HSPだからこそ、無理に合わせる必要はない。
自分の境界線を守りながら、心地よい距離感で人付き合いを続けていければ十分だ。
本記事は、筆者の経験や公開された研究・書籍をもとにまとめた参考情報です。
内容を鵜呑みにせず、ご自身の感じ方や状況と照らし合わせながらお読みください。


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