内向型と外向型診断|20問でわかるあなたの性格傾向テスト

大人数の集まりは楽しいと感じるだろうか?

それとも、一人で静かに過ごす時間の方が落ち着くだろうか。

人がどんな場面で心地よさを感じるかは、生まれ持った性質によって大きく異なる。

ただし「内向型と外向型=社交性」と片付けてしまうのは、少し単純すぎる。

そこでこのブログでは、内向型をより分かりやすくするために4つの視点から整理している。

  • ①エネルギーの回復方法としての類型(内向型/外向型)
  • ②HSPとの関わり(別概念だが重なる部分あり)
  • ③ビッグファイブによる性格特性
  • ④自己認識として「自分をどう理解しているか」

これから紹介する20問チェックは、主に①生まれ持った性質を測るための簡易テストだ。遊び感覚で試してみてほしい。

あなたの「力を発揮しやすい場面」を見つけるヒントになるはずだ。

注意点

  • この診断は簡易的なチェックであり、本格的な心理テストではありません。
  • この診断は専門家監修のものではありません。
    内向型に関する書籍や研究を参考に、あくまで「自分を知るきっかけ」として作成したものです。
  • 20問は傾向を知る目安であり、性格を断定するものではありません。
  • この診断は主に生まれ持った性質に焦点を当てています。
    ただし、実際の性格は性質に加えて、成長の過程で身につけた適応戦略によって形づくられます。

参考にした文献はこちら1

目次

内向型と外向型診断(20問チェックリスト)

診断チェックリスト【20問】

当てはまる項目にチェックを入れてください。

人との関わり方

エネルギーの使い方

生活・習慣

※この診断はあくまで簡易的なチェックであり、性格や性質を断定するものではありません。

診断結果をシェアする

判定結果の見方

さて、あなたは5種類の結果のうち、どこに当てはまっただろうか。

以下に、それぞれのタイプごとの特徴と傾向をまとめてみた。自分の心のクセを知るきっかけにしてほしい。

スクロールできます
判定特徴傾向・注意点
かなり内向型静かな環境で力を発揮し、深く集中できる人付き合いが続くと消耗しやすい。一人の時間をしっかり確保することが大切
内向型寄り一人の時間を大事にしつつ、人との関わりもこなせる社交のあとにエネルギー切れになりやすい。予定を詰め込みすぎないようにしたい
両向型場面によって内向性と外向性を切り替えられる適応力が強み。ただし、自分の本来の性質を見失わないことも大切
外向型寄り人と過ごすことで元気を得る刺激を求めすぎると疲れやすい。ときどき一人で休む時間を持つとよい
かなり外向型人前での活動や交流の場でエネルギーが高まる一人の時間を退屈に感じやすい。相手に合わせる工夫も意識してみよう
クロ

運営者は「かなり内向型(20問全部)」らしいニャ

内向型と外向型の違い

そもそも、内向型と外向型の違いはどこにあるのだろうか。

1つは生まれ持った性質であること。

2つ目は精神的なエネルギーの回復方法の違いであること。

生まれ持った性質

📚 内向型

一人で過ごして充電

読書・ゲーム・静かな推し活

🎤 外向型

人と関わって充電

会話・イベント・仲間と楽しむ推し活

この「内向型と外向型」という考え方は、じつは100年近く前から研究されてきたものだ。

最初に提案したのは心理学者のユング(1920年代)。

当時のアイデアは大まかな区分にすぎなかったが、現代の研究でも「その方向性は間違っていなかった」と確かめられている。

たとえば、内向型は少ない刺激を心地よく感じ外向型は多くの刺激を求めるという点では共通の結果が出ているとされる。

もちろん、まだ解明されていないことも多い。それでも、このシンプルな違いが性質を理解する大きなヒントになる。

内向型の私が自分を研究するブログ

このブログでは内向型(とHSP)である私が「どうすれば充実した人生を送れるか」を探してまとめている場所だ。

同じように生きづらさを感じている人に向けて、少しでも役立つ知識を届けたい――そんな思いで続けている。

クロ

ここでの学びが、あなたの気持ちを少しでも軽くする助けになればうれしいニャ。

免責事項

本記事は筆者の体験や公開されている研究・書籍をもとにまとめた参考情報です。

情報をそのまま鵜呑みにせず、ご自身の状況や感覚と照らし合わせてご覧ください。

ここで紹介しているチェックリストや解説は、あくまで自己理解のヒントに過ぎません。

診断結果は医学的な診断や治療の代わりではなく、また性格を保証するものでもありません。

緊急の対応が必要なときは、ページ下部に記載している相談窓口もあわせてご確認ください。

参考文献

  1. 【ユング心理学入門〈心理療法コレクション I〉】
    カール・グスタフ・ユング(著)河合隼雄(訳)創元社:2009年
    【内向型を強みにする おとなしい人が活躍するためのガイド】
    マーティ・オルセン・レイニー(著)務台夏子(訳) パンローリング:2013年
    【内向型人間のすごい力 ─ 静かな人が世界を変える】
    スーザン・ケイン(著)古草秀子(訳)講談社:2015年 ↩︎

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次